11月23日(金) 美波町のアオリイカ釣り

アオリ強化月間 第八弾。

トップシーズンを迎えている 日和佐のアオリ。

ここ数日は連日一船90杯 100杯と大当たりが続いている。

アオリ好調の波に乗りたいのだが…


どうも天気が怪しい。

数日前までは低気圧が直撃で出船は無理っぽい感じであったが

低気圧の動きが早まったのか 何とかいけそう?

朝 太平洋沖を低気圧が通過し その後は冬型の気圧配置に。

北風7〜8mの予報なのだが。

先週は北風9mの予報でも十分釣りになったことだし…


一抹の不安を抱きながら 出船することに。



前日はアジがなくなるまで釣れ続いたそうで

今日も 同じような展開になってくれたらいいんだけど。



まずは港の前から。



すでに ここでも強風が。


今日も釣り座をローテーションに。

最初はミヨシから。


3回目の流しで もやっとした感触 即合わせ。



最初の1杯から まずまずのサイズがきたものの

その後は 次々とサイズダウン。

最初の1時間で3杯釣れたので ペースとしては悪くないのだが。


明け方のモーニングサービスも終わって

いつもなら沖へ出て行くはずなのに なぜか浅場で釣りを続ける。


先に行っている船からは 強風で大荒れとの連絡が。



港の前の風裏では凪みたいなものだけど。


夜の間に浅場に寄ってきていたアオリも沖へ帰っていったのか

アタリもなくなったので 覚悟を決めて沖へ。


由岐の瀬に着くと

はい 大荒れですが。


アジを入れたバケツがひっくり返りそうになる。



ミヨシに立つと 無重力状態を経験できる。


船を移動させるたびに海水シャワー。

気を抜いたら海に落ちそうになる。

アオリの前アタリをとるどころではない。


何とか1杯キャッチしたものの

海はますます荒れて 釣りどころではなくなってきた。


釣り座をローテーションして 艫へ移動。

ここまで4杯。

一日がんばって10杯ペース。



移動します というので 南へ下るのかと思ったら

さらに北上。


最近好調な阿部沖へ。

ここも大荒れ。

期待していた上り潮は効いていないみたい。


なんとか踏ん張って1杯キャッチ。



ようやく5杯目。

エギングサイズの小型。

潮が悪いときのパターン。


海は相変わらず波で真っ白。



昼過ぎまで粘ったものの

他の方にもほとんどアタリないので あえなく撤収。


ここで再びローテーション。

最後は胴へ。


荒波の中 由岐の瀬に戻ってきたが

異常なし。



港の沖も  

異常なし。



更に南下。

どこへ行ってもアオリの気配なし。

Tさん アオリ仕掛け2.5号で70cm近い大判ヒラメをキャッチ。


いつものワタリの瀬も異常なし。

最後 に大島のポイントへ。


ようやくアオリの気配が。



ラスト1時間勝負。  

何とか夕マズメの時合いをものにせねば。


ここでも海は大荒れ。



仕掛けが底で落ち着かないせいか

はたまた小型のアオリが触りに来ているせいか

前アタリなく いきなり竿先に出るアタリで掛け合わせられず。

アジを抱きにきても なかなか掛からない。


掛け損ね連発しながらも



最終ポイントで5杯キャッチ。

何とか最低ノルマの10杯目。


最後 釣りを止める時間になって ようやく風も収まり 凪に。



朝から大荒れの海で一日踏ん張っていたので

今回の釣行では いつも以上に疲れてしまった。


6人で43杯。

この倍は釣れる予定だったのだが…



昨日はベタ凪でいい潮が流れて大漁だったというのに

一日違えば 大違い。


大荒れの海に翻弄され 厳しい一日となった。

アオリのアタリ年であることは間違いないので

次回は凪の海で釣りができるよう 願っておこう。



本日の釣果 アオリイカ 胴長〜28cm 10杯